Marshall『MONITOR』ヘッドホン、XXXSSS Tokyo の DJ SARASA と「ULTRA JAPAN 2017」に登場!
残暑も徐々に緩くなり、ついに秋ですね。
ヘッドホン市場で見ると一般的に夏場にヘッドホンは売れません。 想像する通りかもしれませんが、ただでさえ暑い夏に耳を何かで覆ってしまうと耳元が汗だくになってし まいますし、それはヘッドホンに対しても良くはありません。
イヤホンは季節を問わず売れ続けますが、 夏場にヘッドホンが売れないのはそんなことが要因なのかもしれません。 やっと涼しくなってきた秋はヘッドホンの季節が戻ってきた、と言えるでしょう。
そんな初秋、(2017/9/16〜18 の 3 日間)「ULTRA JAPAN 2017」がお台場で開催されました。 ダンスミュージックファンを熱狂させたこのイベントで、XXXSSS Tokyo の DJ SARASA が、Marshall(マーシャル) の ヘッドホン「MONITOR(モニター)」をライブで使っていました!
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DJ SARASAとは
日本はもとより、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ドバイ、ドイツ、インド、そして中国、台湾、シンガポール、マーレシア、タイなどアジア各国を含め、世界を股にかけ活躍するDJで、かのグラミー受賞アーティスト、クエストラブ(The Roots)もツィッターでで「DL SARASA is an ill DJ(DJ SARASAはヤバいDJだ)」と大絶賛。
ヒップホップ、ファンク、ディスコ、ソウルやハウス・ミュージックもクロスオーバーさせる素晴らしいプレイは本当にかっこいいいDJ。
そんな彼女のプロジェクト、XXXSSS Tokyo(エクセス トウキョウ)はウクライナ人のプロデューサーXLII(シリー)とタッグを組み、よりエレクトロニックでハイブリッドなダンスミュージックを創って活動しています。
ULTRA JAPANとは
XXXSSS Tokyoが出演した「UTLA JAPAN」とは、毎年9月にお台場で開催されているエレクトロニック・ダンス・ミュージックのイベント。元々は毎年3月にアメリカのマイアミで開催されている世界最大級の音楽フェスティバル「URTLA MUSIC FESTIVAL」の日本版として2014年に上陸し、今年で4回目を迎えます。
今まで、デビッド・ゲッターやハードウェル・アレッソ、スクリレックスなど、世界のトップDJたちがURTLA JAPANで来日、今年もアンダーワールドや、カール・コックスなど華麗なラインナップで開催されました。
そんな大舞台で彼女が使っていたMarshall(マーシャル)の「MONITOR(モニター)」というヘッドホンは、その名の通り「モニターヘッドホン(モニタリングヘッドホンとも言います)」という種類のヘッドホン。
DJ SARASAいわく、DJプレイ中の激しい動きでもずれにくい優れたホールド感や、音質も素晴らしいから使っているとのことでした。
ここではそんな「モニターヘッドホン」という種類について少し紹介したいと思います。
モニターヘッドホンとは
今やヘッドホンにも様々な種類があります。密閉型、半密閉型や開放型などの形状の利点を生かした各種モデル、オーバーヘッド型、オンイヤー型、ノイズキャンセル型など気軽に聴いて楽しみタイのか、もしくは外音を遮断して音に没頭したいのか、様々な用途、ライフスタイルのシーンでお好みの種類やモデルを選べる時代となりました。
モニターヘッドホンとは、当初はレコーディングエンジニアやライブなどの音のバランスを見る音響PAさんが使うモノとして生まれ、レーコーディングスタジオやテレビの収録スタジオ、また音に関する教育機関・研究機関でも使用されています。
音質の傾向としては、輪郭のはっきりした輪郭のはっきりした音色で低音はすっきりして聴こえ、再生音に味付けが少なく原音になるべく忠実であることが求められます。
対してリスニングヘッドホンは、低音や中音、高音がブランドやモデルの特色に合わせて強調チューニングされる傾向にあります。
業務用として使われるモニターヘッドホンは、基本性能が高く、一般の音楽鑑賞に使っても素晴らしい使っても素晴らしいもの。
最近では実際にモニターヘッドホンを普段使いで使用するユーザーも増えているようです。
Marshallのモニターヘッドホン「MONITOR」の魅力
Marshall(マーシャル)では、割と早い持期からモニターヘッドホンを作っています。それが「MONITOR(モニター)」というもモデルです。
長年ギターアンプの名門ブランドとして多くのミュージシャンを支えてきたMarshall(マーシャル)ですから、業務用と言われるモニターヘッドホンを作ることは必然だったと言えるでしょう。事実、ロックのライブ会場の音響PAさんはもちろん、ジャンルを問わない多くのミュージシャンやDJの方に愛され続けているのも納得です。
プロの求める性能
Marshall(マーシャル)のヘッドホンでは『Major Ⅱ』(メジャー2)という代表的なモデルが存在します。
これぞMarshallともいうべき、低音の迫力、ロックなどの臨場感を感られる音質のオンイヤーヘッドホンとしては人気なモデルです。
かたや『MONITOR』の音質は低音こそ『Major Ⅱ』ほどではありませんが、全体的にクリアなサウンドが持ち味で、音の粒子の細かい部分まで感じられる部分は非常に優れています。
Marshall が作るモニターヘッドホンだけあって、モニタリングとしての忠実な音源再生はもちろん、迫力を 出すための F.T.F(フェルト・トライブ・フィルタ) システムという仕掛けがあります。イヤーパッドが マグネット式に取り外すことができます。
そうすると、スピーカーとなる面にフェルト製のフィルターがセットされています。これを付けたままですと、低音近くの音がここで一旦圧縮されるため、迫力のある低音サウンドを楽しむことができます。
いえいえ、やはり低音の味付けは不要で元の音質のポテンシャルを楽しみたい、という方であればフィルターを外すことによって、非常にクリアな音源そのままの音質を楽しむことができるのです。
取ったり外したりとア ナログな手法ではありますが、パワフルな音楽を楽しみたいのであればフィルターを付けて、クラシック やジャズなど一音一音の細部までクリアに聴きたければ外したりと驚くほどの違いを楽しむことができ ますので、ぜひ試してみてほしい機能です。
その他にも『MONITOR』の優れた機能として、マイク&リモコン機能付きのコイルコードは取り外しが出来て左右に取り付けが可能。空いた 3.5mm ソケットで音楽をシェアすることもできます。
使用しない時 には本体をコンパクトに折りたたむことが可能で、付属の Marshall キャリーポーチに収納して持ち運 にも適しています。
海外ではすでにこの『MONITOR』の Bluetooth 版も発売されており、日本でも今年中には発売を予定し ています。
Marshall 『MONITOR Bkluetooth』
一つ上の音質
音楽をリアル志向で細かに再現する点では間違いなく高音質。普段の音楽鑑賞でもその能力はとても魅力的で す。
普段お使いのヘッドホンよりもう一歩スペックを高めたい人にはオススメ。ぜひ秋の夜長に 『MONITOR』ヘッドホンで良質な音楽を楽しんでみてください。
追伸 : そんな世界中でプレイする DJ SARASA が渋谷・道玄坂に本格的なメキシコ料理レストラン「CASA DE SARASA(カサデサラサ)」をオープンしました。
ここのタコスとテキーラは絶品! 場所は 渋谷東急本店の向い、渋谷のクラブカルチャーの中心地という好ロケーションです。
営業時間: [月〜木] 18:00〜翌 1:00
[金・土] 18:00〜翌 3:00
[日] 15:00〜翌 1:00
住所: 東京都渋谷区道玄坂2−25−5 島田ビル 2F
Tel/Fax: 03-5428-6155
文 / Mitsuaki