「日本の文化と人々、私はすぐ恋に落ちました」Vol.1 TRANSPARENT 創設者 マグナス ウィバーグ
実は一番の楽しみはラーメン!?
まだまだ寒い2024年3月某日、TRANSPARENT創設者 マグナス ウィバーグ(Magnus Wiberg)が来日しました。15年前に日本を旅した際、すぐ日本の文化と人々に、恋に落ちたと語るマグナス。今回の来日で、マグナスには日本の文化や人々はどのように映ったのでしょうか。今回は、今注目を集めるTRANSPARENTの創設者であるマグナス ウィバーグ日本滞在の様子をご紹介いたします。
スウェーデン・ストックホルムより23時間のフライトを経て成田空港へ到着したマグナスは、日本に慣れた様子で、TRANSPARENTなど数々のアメリカ・ヨーロッパを中心とした海外オーディオブランドの日本における正規輸入代理店を務める、銀座にあるNAVYS Inc.のオフィスへ。
日本滞在での最も楽しみなことは「ラーメンを味わうこと」と応えるほどのラーメン好きなマグナスは、さっそく銀座でラーメンを。向かったお店は、東京スタイルのみそラーメンで人気の「どみそ」。「ラーメンなら毎日食べられる」というマグナスの感想は、「ここのカレーラーメンが滞在中一番美味しかった」というほどカレーラーメンにご満悦のご様子。
そして、カレーラーメンでお腹を満たしたあとは、少し真面目に市場調査の時間です。向かったのはTRANSPARENTを取り扱う渋谷のMIYASHITA PARKにある「KITH TOKYO」。TRANSPARENTがディスプレイされているのを嬉しそうに写真に収めます。
「KITH TOKYO」といえば、お馴染みの「KITH TREATS」でソフトクリームを。日本に向かう際、乗り換えのアムステルダム空港で購入したというインスタントカメラでソフトクリームをパシャり。KITHは、「日本でのお気に入りのお店のひとつになった」と満足気。
タワーレコードでは日本の音楽シーンをしっかりチェック
続いて、マグナスが向かったのは、リニューアルオープンしたばかりの「タワーレコード渋谷店」。日本の音楽シーンをしっかりチェックします。そして、アナログレコードコーナーへ向かったマグナスが嬉しそうに手にしたのは大友克洋氏による漫画を原作としたアニメ「AKIRA」のサウンドトラック。しっかりと自分用のお土産として購入です。
また、タワーレコードで思わず目を奪われた光景が、アイドルコーナーにできる人だかりと、その熱狂ぶり。思わずその様子をカメラで撮影するという一面も。短い時間の滞在でしたが、タワーレコード渋谷店では充実の時間を過ごしました。
渋谷で日本の音楽シーンに触れたあと、この日最後に訪れたのは、日本を代表するデパートメントストア「伊勢丹新宿店」。本館5階のリビングフロアで展開しているTRANSPARENTコーナーをしっかりチェック。そして、売場の担当者にお客様の反応を熱心にヒヤリングしていました。
こうして、日本到着から忙しい1日はあっという間に過ぎていきました。15年前に来日した際「日本の文化と人々、私はすぐ恋に落ちました」と語るほど日本好きなマグナスにとって、自身が手がけるTRANSPARENTというブランドが、東京を代表するお店でしっかりとディスプレイされていたことは嬉しかったに違いありません。そんなマグナスは「日本を訪れるといつも何か新しいことを学ぶし、やりたいことがたくさんある」と笑顔で1日目を振り返っています。
この続きは、次回公開のVol.2で。どうぞお楽しみに!
[プロフィール]
マグナス ウィバーグ(Magnus Wiberg)
TRANSPARENTの創設者。パー・ブリックスタッド(Per Brickstad)、マーティン・ウィラーズ(Martin Willers)と共に、2018年TRANSPARENTを設立。ファッション業界出身のマグナスは、優れたサウンドテクノロジーと同時に、インテリアとしてのオブジェクトを作成するという情熱と好奇心に突き動かされています。そして、彼らのデザイン哲学は、Wallpaper* Design Awards など複数の賞を受賞し、オーディオ業界に新しい風を吹かせています。
[About TRANSPARENT]
TRANSPARENTは、最新のデジタル技術を用いて、シンプルで機能的かつ持続可能なオーディオ製品を製作するスウェーデンのオーディオブランドです。時代を超越したデザインと高品質さにより、 TRANSPARENTはトレンドを超越し長期間愛され続けるでしょう。
しかし、実はこれらの製品には見た目以上のものが隠されているのです。 その構造は完全にモジュール化され、すべての部品を個別に交換・アップグレード・修理、またはリサイクルすることができます。 技術が急速に変化する現代では、これらはスピーカーの未来を証明する方法です。たとえば、ワイヤレス規格が新しく更新された場合、 顧客は小さなワイヤレスチップ部分のみをアップグレードできるので、製品を廃棄し買い換える必要はありません。
TRANSPARENTは、使い捨ての消費者文化を根絶し、環境汚染に繋がる無駄な消費をクローズドループシステムに変えていくという重大な使命感を持ったブランドです。