チボリオーディオの異彩なポータブルラジオ・スピーカー PAL BT
いつもそばに置いておきたくなるラジオ
数多くの人気モデルを世に送り出してきたTivoli Audio(チボリオーディオ)の中で、ひときわ異彩な輝きを放つPAL BT。
チボリ製品の代名詞とも言える木製キャビネットを纏わず、プラスチック製のボディーがチボリっぽくないと感じるかもしれませんが、様々なシーンでの使用を想定したためなのです。
カラーは、ホワイト/ホワイト、ブラック/ホワイト、レッド/ホワイト、ブルー/ホワイトの4色展開でかなりポップな印象を受けます。
従来のPALにBluetooth機能を搭載したラジオスピーカーなので、その外観からは想像できないほどクリアーな音質はさすがチボリオーディオです。
とにかく人の声がとても鮮明で、一日中聴いていても全く疲れないのが地味だけどすごいこと。
私のオフィスにはかなりの種類のオーディオのデモ機が揃っていますが、実は毎日聴いているのはPAL BTでのFMラジオ。そして、毎朝の日課は出社してまず、PAL BTのつまみをカチッとひねることです。
では数あるオーディオの中でなぜ毎日PAL BTなのか。
その理由は音質はもとより、あまりにも簡単な操作性につきるのです。
だって、ツマミをOFFからFM(AM)へカチッとひねるだけ。これだけでラジオが流れ始めますから。
最近ワン・アクションだけで音の出るモノって、実は非常に少ないと思いませんか。
たった2、3回の差なんてと思うなかれ、たったこれだけのことでつい手を伸ばしてしまうのが人間だったりします。
そして、海やキャンプ、バーベキューに持って行くのもやはりPAL BT。
みんなで好き勝手にBluetoothに接続して音楽を再生したり、ラジオを聴いたりと、常に音が鳴っているので賑やかにワイワイやるにも最適です。
もちろんBluetoothでの音質はとてもクリアな上に、空気の圧力を利用して音を出すので低音もしっかりと効いていてポータブルスピーカーとして十分納得できるサウンドです。
さらにわずか3時間のフル充電で16時間連続使用できるのも助かりますし、防塵防滴なので突然の雨や汚れなどに、気を使わなくて済むのもポイントです。
このようにオールマイティに活躍してくれる、常にそばに置いておきたいモノ、PAL BTとはそんなラジオ・スピーカーです。
ラジオはSNSの起源
日頃ラジオは車の中でしか聴かないという方も多いはず。
でも、一旦聴き始めるともう戻れないのがラジオの魔法。
AMラジオにいたっては、まるでNHKの朝の連ドラを見続けるようなもの。
見ないと落ち着かなかい、ささやかな日々の楽しみ、そうあの感じです。
私も高校生のころ、深夜デスクライトが無情に参考書を照らしている傍ら、神と崇めた文化放送、成毛滋さんの「パープルエキスプレス」を聴いて、グレコのレスポールで「ハイウェイスター」のフルコピを必死に練習していたものです。
おかげで左手の指先が、モアイ像の頭のように真っ平らになってしまいましたが。
そんなファンの多いラジオって、もともとパーソナリティーが、リスナーとハガキを通じて交流し、それを無数のリスナーと共有する文化、これこそが今みんながハマっているSNSの始まりですよね。だからラジオは面白くて当然です。
また適度に今時の流行りの楽曲が流れたり、写真展の開催情報や、オープンしたばかりのカフェのこと、Yahoo!ニュースから時事ニュースまで飽きることなく勝手にメニューが変わってくれるので、心地よくしかも簡単に情報を仕入れることができて楽ちんです。
それに選曲も気にしなくていいから、オフィスでは今日も一日中ラジオが流れています。
プロも認めた道具
また、ラジオ好きで有名な電気グルーブ 石野卓球さんもPAL BTを色違いでたくさん所有されているのも有名な話。
なんと全ての部屋や廊下にラジオがあるほどのラジオ好きなのだとか。
そしてFMラジオのJ-WAVEのスタッフの方達も、ロケの時は必ずPAL BTを持参されるそう。
音が心地よく、使いやすくてかわいい、そしてリーズナブル。そんなPAL BTは、プロからも認められ愛され続ける道具なのです。
ポータブルラジオの真骨頂
ラジオを聴く為につくられた音質、これ以上ないシンプルな操作性、何処にでも持ち運べるポータブルさ、ラジオに不可欠な3大要素を見事にもち合わせているMr.ラジオ。
いつでもどこでも、ラジオや音楽を聴いていたいあなたにぴったりのPAL BTこそが、これまでもそしてこれからも、ポータブルラジオ・スピーカーの真骨頂だと改めて感じました。
ぶん / Noboru