ブルータリズムから着想を得たTRANSPARENTの最新作
そびえ立つ彫刻的なアートピース
1950年代にイギリスで生まれた建築様式ブルータリズムから着想を得たTRANSPARENTの最新作Brutalist Speakerがデビューしました。空間の音響モニュメントとして、そびえ立つ音響構造は、比類なきオーディオ体験と音響の冒険へとあなたを誘います。TRANSPARENTの感性が生み出した唯一無二の彫刻的なアートピースをご堪能ください。
コンセプトは建築とデザインの世界を近づける
透明なスピーカーが世界中で高い評価を得たTRANSPARENT。今回新たに生み出したBrutalist Speakerは、1950年代から1970年代まで続いたブルータリズムという建築様式から着想を得ています。それは、塗装されていない生のコンクリートやレンガ、幾何学的な形状、機能性重視という特徴を持ちます。イギリスで生まれ、その後世界中に派生した建築様式として知られています。
そして、TRANSPARENTのクリエイティブディレクターであるPer Brickstadは、今作について「この伝説的な建築様式を人々の家に取り入れ、建築とデザインの世界を近づけることは、とてもエキサイティングなことです」と語っています。
まさに迫力ある音響モニュメント
Brutalist Speakerを評するなら、単なるスピーカーではなく、空間にとっての音響モニュメントという言葉が相応しいかもしれません。大きな音響ボリューム、そして6.5インチウーファーに合わせて設計されたバスレフポートが融合することで生み出されるのは、迫力ある低音域。そして高い位置に配された2つのスピーカーは、中音域を部屋全体に広げます。
コーナーなどに置くことで、壁による音響反射を利用し、より一層没入感あるサウンドスケープをつくり上げます。そびえ立つその様からも、まさに迫力ある音響モニュメントということができるでしょう。
循環型オーディオというフィロソフィを体現
TRANSPARENTがブランド創設時から大切にしているフィロソフィ、それは循環型オーディオブランドであること。今回、リリースされたBrutalist Speakerは、循環型オーディオという哲学を色濃く反映したモデルでもあります。
ひとつに、素材には使用済みのリサイクルアルミニウムを70%用いている点、そして、もうひとつがスピーカー内部ではなくWi-Fiモジュールが外付けされている点です。これは、時代と技術の進化と共に、アップデートされるWi-Fiモジュールを交換しながら、スピーカーを末長く愛用することにつながります。
このようにBrutalist Speaker は、TRANSPARENTが大切にする持続可能な循環型オーディオという哲学を体現しているのです。