COMING OF AGE

ヴァージル・アブローがキュレーションしたグループ写真展が表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で展示中だったので散歩の途中に立ち寄ってみました。

ヴァージルがキュレーションしたのが21人の写真家。

日本の写真家も

星玄人さん、題府基之さん、荒木経惟さん

と3名いますね。

敢えてどの作品にも作者の名前を伏せて展示している。

純粋に作品を楽しんで欲しいのだだそう。

ヴァージル・アブローといえば、2015年、SSメンズコレクションでファッションブランドOFF-WHITE(オフホワイト)をスタートさせた後、2019SSからルイ・ヴィトンメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任しましたよね。

そして、このとき黒人がルイ・ヴィトンのデザイナーに就任したのは史上初としても話題となりました。

これまでのキムジョーンズから、よりストリート色の強まったルイ・ヴィトンのメンズコレクションは、エディスリマンがDIOR HOMMEでメゾンとストリートの融合を確立させて以来のトレンドだけど、今ではすっかり定着していて今後もこの流れは暫く続くのでしょうね。

特に今の世界的なファッション・トレンドは80年代だけど、世界的に活躍しているデザイナーたちが生まれたのもまさにその年代。今後この世代の人たちが中心となってファッションを担っていくのでしょう。

ただ、日本ではこの「メゾンとストリートの融合」がないのがヨーロッパとの大きな違いで残念ですが。

色使いのセンスが抜群と評されているヴァージル・アブロー、様々なブランドとのコラボレーションも積極的に展開しているし、今後ルイ・ヴィトンがどう変わっていくのか楽しみですね。

 

そうそう、来場者には展示作品のコピーをどれでも好きなものを1枚貰えますよ。

あれっ、なんで2枚?

はい。さり気なくパチってき....

いや、実は2回行ったので2枚貰ってます(笑)

 

 

ぶん / Noboru